平成25年3月31日(日)
平城京の桜(薬師寺・唐招提寺・平城宮跡)
奈良へ花見に行きました。
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薬師寺與樂門(白鳳伽藍の北側)。
近鉄西ノ京駅下車すぐ。
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左側は修復中の東塔(国宝)。
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まず、薬師寺に参りました。薬師寺は、平城遷都(710年)の時に現在の所へ移され、現在修復中の東塔はその時代の建物です。
ちょうど、桜が満開でした。
白鳳伽藍(東塔や再建された西塔・金堂等のある所)を通り抜けた南側にあるお稲荷さんの枝垂桜、八幡さんの桜並木も見事でした。
薬師寺與樂門前の道を北へ5分ほど歩くと唐招提寺です。
金堂のどっしりとした甍のラインが印象的でした。金堂の軒の木材は781年に伐採されたことがわかっています。
さらに北側の講堂は760年に平城宮の宮殿を移築したそうです。
ちなみに平安遷都は794年。たいがい京都にも古い物が残っていると思っていましたが奈良はすごい。
薬師寺も唐招提寺も人が少ないので、ゆったりと境内を回ることができました。
唐招提寺の門を出て、左へ進むと秋篠川。岸辺の自転車道を北へ30分ほど歩くと右側に遠く朱雀門が見えてきます。
さらに10分ほど歩くと朱雀門そばの草むらにたくさんの土筆とたんぽぽの花がありました。
この辺から北側、大極殿までの広大な敷地が公園になっていて、ど真ん中を近鉄電車が横断しています。電車が通過すると視界が遮られてしまうのが面白い。なんか、おおらかな感じです。
朱雀門から大極殿を見るとはるかに遠く見えますが、歩くと15分ぐらい。
人が多くてごちゃごちゃした京都と違い、奈良はのんびりとしていました。
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