佐藤歯科医院
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Diary

平成25年2月27日(水)

   八瀬小学校保健委員会から。

   平成25年度より、「歯・口腔健康診断結果のお知らせ」の変更に伴い、新たに「CO要精検」という項目が増えました。詳しくはワンポイントを見てください。
 学校保健委員会の後、校長先生から新校舎の概要、移転の日程等について説明がありました。
 今年の4月から新校舎へ移転すると思っていましたが、移転は来年4月だそうです。
 でも、体育館はすでに完成、使用されています。子どもたちは新体育館に入った途端、歓声を上げて走り回ったそうです。
 新校舎の完成予想図を見せてもらいました。素晴らしい!完成予想図を新校舎建設中の現場フェンスに掲示するそうです。
 地元の希望から校舎の一部と広い中庭を利用して屋外コンサートもできます。広い敷地を利用した校内を一周するランニングコースも計画中です。
 子どもの中には化学物質に過敏なアレルギー体質の子どももいるため、体に有害な物質を出す建築材料を使わず、完成後も十分に換気するそうです。設備の整った広い学校で子供たちがのびのびと学び、健康に生活できる配慮が行き届いています。
 校長先生は、「八瀬小学校に、たくさんの子どもたちが来て欲しい。」と話されました。

 
 八瀬小学校は高野川のそばに建っています。
子供たちが河原で「オオサンショウウオが死んでる。」と騒いでいたことがあります。

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平成25年2月10日(日)

   休日診療に行ってきました。

京都府歯科医師会口腔保健センター

 近頃は日曜日も仕事をしている歯医者さんがあります。
 でも、さすがに年末年始やお盆・祝日は休診のところが多いようです。
 そんなときでもJR二条駅前の京都府歯科医師会・京都市休日急病歯科中央診療所は診療しています。
 ここでは京都府歯科医師会の会員である歯科医師が交代で休日に診療を行っています。
 私も年に1〜2回ぐらい当番がきます。今日は休日診療所で朝9時から夕方5時まで勤務してきました。  来院された方は、「歯ぐきがはれた。」、「むし歯が痛む。」、「歯がぐらぐらで痛くてかめない。」、「かぶせがとれたところに舌・唇があたって痛い。」といった方が多かった。
 中にはびっくりするぐらい腫れている方もいらっしゃいました。
 休日に突然、「痛くなった。腫れた。」のではなく、「むし歯をそのままにしていた。前から時々歯ぐきが腫れることがあった。」といった方も多いです。
 休日に歯が痛くてお困りの方は 京都府歯科医師会・京都市休日急病歯科中央診療所をご利用下さい。  ただし、義歯の修理は行っていません。また、あくまでも休日の救急的な治療で継続的な治療は行っておらず、特定の歯科医院の紹介も行っていません。
 
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平成25年1月20日(日)
   蝋梅

 寒い日が続きます。今朝も寒かった。
比叡山に登る予定でしたが、あまりに寒いので中止しました。
 でも、先週は登りました。
 修学院・音羽川・ケーブルカー(八瀬から)終点は気持ちの良いコースなのでよく登ります。
   
音羽川の手すりの上の霜の写真です。
マッチ棒のようなものはコケでしょうか?
踊っているように見えます。

 白い花が咲いています。

拡大した写真です。枯れたセイタカアワダチソウの花に霜がついています。

蝋梅の花です。とっても良い香りがしました。
春が来ています。
 鼻がむずむずします。のども変です。

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平成24年9月16日(日)
 芦生の森を歩いて来ました。

 9月16日は京都・美山の自然学校 芦生自然学校(あしうしぜんがっこう)の「巨木をめぐる尾根歩き」に
参加してきました。

佐々里峠。
石室の左のはしごから登っていきます。

 佐々里峠から尾根づたいに小野村割岳に向かって雷杉へ。
そこから巨大杉が点在する所までは道がありません。
 芦生自然学校の井栗さんのガイドでたくさんの巨大杉を見てまわりました。
 佐々里峠からの尾根道は緩やな登り・下りが続いて道もしっかりしています。
 谷から吹き上げてくる風も心地よく気持ちのいいコースです。
 もともとは大人の背丈ほどのクマザサが生い茂っていたそうですが、 鹿が柔らかな新芽・タケノコを食べるので、すっかりなくなったそうです。

 子供のころ父と花背峠によく行きました。 クマザサの中をかき分け泳ぐように歩いた記憶があります。


 雷杉。

大きな杉です。種類は芦生杉。

 鹿が食べるので下草がなく、大きな木がポツンポツンと生えてます。
北山最奥部のここまで来ると、山の生き物や草木の臭いがとっても濃いです。
 雷杉は雷が落ちて焼けて中はがらんどうですが、生きています。
中は大人一人が休めるほどの広さです。

画面をクリックすると大きな画像で表示されます
 大きな杉です。ムササビが住んでいます。

いちばん、大きな杉です。

 自然学校の井栗さんによるとこのあたりの杉を芦生杉と言うそうです。
芦生杉は幹や枝がしなやかで弾力に富み、雪が積もっても折れにくい。さらに地面についた枝が新たに一本の木のように幹や根が伸びて成長を始めるのが特徴だそうです。
 点在する巨大杉を見て回りました。巨大杉は台状の部分に杉が複数はえた形をしています。
これは人が大昔に杉を切ったあとに残った枝が成長したからです。
 木を切り倒さずに、板とり(バンとり)といって台状の部分の一部を切り取り、板に加工することもあったそうです。
きのこ(なめたけ)です。
味噌汁にいれました。

 雷杉から巨大芦生杉群には道がありません。
行きつ、戻りつしながら点在する巨大杉を見て回っていると、どこを歩いてきたのか分からなくなりました。単独では危険なので、必ずガイドの人と行ってください。
 山の中では美味しそうなキノコや栃(トチ)の実もありました。
 トチの木は、生えてから四・五十年たたないと実がならないそうです。
 「なめたけ」はたくさんありました。これは、ミズナラの巨木がナラ枯れ病でほとんど枯れてしまったからだそうです。「なめたけ」はミズナラの枯れ木に発生します。また、発芽したミズナラを増えすぎた鹿が食べてしまうので若い木も全く育っていない状態です。おおくのどんぐりを実らせるミズナラの巨木が枯れたことで、美山の生態系のバランスが崩れ、その多様性が失われかけています。
 芦生自然学校では、秋にミズナラの実(どんぐりです)を拾い、鹿の食害に耐えられる大きさまで育てた苗木を山に植え戻す活動も行っています。
トチの実です。
外側の殻とると栗に似た実が出てきます。

トチの実の外観です。
この中にトチの実があります。

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平成24年8月29日(水)
 八瀬小学校保健委員会から。

 今日の学校保健委員会では、校長先生から八瀬小学校の“学校歯科保健優良校表彰”が報告されました。「歯の健康診断の事後措置」が優秀ということでの受賞です。
 八瀬小学校は毎年、優良校表彰を受けています。同校では、毎日の給食後に養護の板垣先生が一、二年生全員の歯磨きチエックを行っています。こうした地道な取り組みが子どもたちや家族の方の意識を高めているのでしょう。

 その後、北村和也校医の講演、「傷の治し方あれこれ」がありました。
すり傷や切り傷、やけどの処置方法・ラップ療法】のお話です。
 私が子供のころは、ひざやひじをすりむいたりするとオキシフルで消毒後、薬(まだ赤チンがありました。)を塗ってからガーゼをあてて包帯や絆創膏で止めるのが一般的でした。綿球にオキシフルをたっぷりつけて傷口をごしごしされたり、傷口にめり込んだガーゼを交換されると飛び上がるほど痛かった。最後に真っ白なガーゼをキズにあてがわれると治る気がして安心したものです。
 でも、こんなことは傷口の細胞を殺してキズの治りを悪くするだけだそうです。 では、どうすればよいのか?
ラップとワセリンです。
ワセリンはドラッグストアで売っています。

 まず、
@水道水でよいから傷口をよく洗い、砂や石など汚れをしっかり落とす。
 ただし、やけどのときは感染を防ぐために水ぶくれを破らないように注意する。 無菌精製水・生理食塩水などは使わなくてもいいそうです。
A傷口にワセリンをぬる。
Bラップ(市販の食品用ラップで十分だそうです。)やキズパッドで傷口をカバーして乾燥しないようにする。
 これは褥瘡(床ずれ)の治療の際に、傷口が湿っている方が治りが速かったことから始まったそうです。

 今日の講演は具体的なケガ・やけどの治療経過がスライドで示されてわかりやすかったです。子どもに思わぬケガはつきものなので保護者・先生の関心も高く好評でした。北村先生ありがとうございました。

 以上、キズ口は水洗後にラップで閉鎖するのがよさそうです。ちなみに口の中は細菌がとても多く、すでに感染・化膿していることがあったり、部位によっては蜂窩織炎などの創感染の可能性も高いので解放状態にしておくことが多いです。 また、歯と歯ぐきの間に菌がたくさんいて歯ぐきがはれている時は積極的に洗浄・消毒することもあります。
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平成24年8月28日(火)
 バプテスト看護専門学校のテスト問題。

 今年も6月6日、6月13日に日本バプテスト看護専門学校の一年生へ歯科の授業に行って来ました。今年で4年目になります。初めの年、学生さんは高卒の人が半分以上でしたが、年々、大学卒業後いったん就職した人が増えてきて今年は半数以上でした。 それで目的意識を持った学生さんが多いのか、皆さんとても勉強熱心で質問も多いです。 2年前から男子学生の募集も始まりましたが、今年は男子学生はいませんでした。
 参考までに歯科の試験問題を付けておきます。

かっこ内 【  】 の言葉を選択して正しい文章を完成してください。(正解にカーソルを近づけると文字の色が赤く変わります)

唾液腺のはたらき

@唾液中の酵素 【 ペプシン ・ アミラーゼ ・ マルターゼ 】によって炭水化物が麦芽糖(マルトース)やデキストリンに加水分解される。

A高齢者では 【 加齢による生理的な変化 ・ 骨粗鬆症や糖尿病 ・ 抗うつ薬、パーキンソン病薬、鎮痛剤などの抗コリン薬による副作用 】によって唾液分泌が抑制されて口腔乾燥がおこりやすい。

咀嚼と嚥下

B咀嚼とは食物を細かくして嚥下・消化しやすい大きさの食塊を形成することである。
咀嚼時、食塊は舌と【 口蓋 ・ 歯ぐき ・  】の間に挟まれて歯列上に保持される。

C形成された食塊は舌によって後方に運ばれると【 軟口蓋 ・ 硬口蓋 】が拳上して、食塊の鼻咽頭腔への流入を防ぐ。

Dここからの運動(上記C)は 【 随意運動 ・ 不随意運動 】である。

E続いて【 舌骨 ・ 甲状軟骨 】が拳上する。

F Eが拳上すると喉頭蓋が喉頭口を塞ぎ、食塊が【 気道 ・ 食道 】に流入するのを防ぐ。

G高齢者では若年者に比べて舌骨の位置が【 低い ・ 高い 】。そのため高齢者では喉頭蓋の反転が遅れて食道入口部の開大が食塊の通過に間に合わな くなるので食塊が咽頭に残留したり、喉頭に侵入しやすい。

口腔ケア

口腔ケアによる口腔への効果と全身への効果をそれぞれ一つ記入してください。

H口腔への効果
  正解は、「味覚がよくなる。むし歯の予防・歯周病の予防。 歯や歯ぐきに痛みや出血がなくなる。口臭がなくなる。 粘膜や口唇が乾燥しなくなる。お口に爽快感がえられる。」などから一つ。

I全身への効果
正解は、「誤嚥性肺炎の予防、病巣感染の予防、窒息の防止、QOLの向上。」などから一つ。
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平成24年8月8日(水)
障がい者歯科地域協力医研修会に行ってきました。 

  京都府歯科医師会では昭和45年に京都歯科サービスセンターを開設し、障がい者診療をはじめました。歯科センターには専任の歯科医師が常勤し、全身麻酔の導入によって従来は治療が難しかった重度障がい者の治療も安全に行えるようになっています。
 さらに今年から京都府歯科医師会では地域で暮らす障がいのある人たちの歯科的健康を支ええる歯科医師を育成するために研修会が始まりました。
 京都歯科サービスセンターでは患者さんが多すぎて、予約を取るのに3〜4か月かかります。さらに京都府下全域から来られるので患者さんの負担はとても大きい。 そこでむし歯や歯周病の予防処置(口腔ケア)や治療後のメインテナンス、一部の治療が可能な地域の歯科医師を育成することが必要になったのでしょう。

 佐藤歯科にも脳性麻痺の方、発達障害の方、重度知的障害の方、中途障がい者(失明、認知症、パーキンソン症候群で動作・歩行に制限のある方)などが来院中です。

 脳性麻痺の患者さんは不随意運動や筋の緊張や首・背骨の変形があって治療が困難なことが多いです。幸い、現在通院中の患者さんは不随意運動がないので時間はかかりますが通常どおりに治療ができています。

 重度知的障害の方は、家族の方のものすごい努力で一日一日生きているといった感じです。
 あるとき、お母さんは子どもより一日でもいいから長生きしてゆっくりと眠りたいと言ってました。
 「お母さん、しっかり歯みがきもしてあげてください。」などと言えるわけもなく、歯みがきからはじめました。
 一年ぐらいすると嫌がらずに歯みがきさせてくれるようになり、何年も歯みがきを続けていると注射も嫌がらなくなって乳歯の抜歯や虫歯の治療もできるようになりました。
 そこで、ぶくぶくうがいの練習を始めましたが一年たってもできませんでした。 申し訳ないような気がしましたが、お母さんに「こういう子はできないことは絶対できない。」と断言されて目からうろこが落ちました。
 障がい者の治療は終わりがないので歯科医も患者さん・家族もどんどんしんどくなります。この子のケースは、お母さんがおおらかで明るい人なのに救われて今日まで続いている気がします。

 重度知的障害者は、この子しか知りません。このケースからまだまだ不十分ですが治療技術的なこと・障がい者のことを知りました。さらに「生きてる。」ってどいうことなのか考えるようになりました。 この子のことは、いつかあらためてお話ししたいと思います。

 高齢化と医療技術の進歩のため、中途障がい者は増えてきている感じがします。緑内障や糖尿病で失明した患者さん。ひざ、股関節が悪くて歩きにくい患者さんも多いです。抗がん剤治療の副作用で苦しんでいる患者さんや糖尿病が進んで透析中の患者さんも日常生活や歯科治療に制約があるので中途障がい者に入るかもしれません。

 10年ぐらい前には考えつかなかったような患者さんが来院されるようになりました。 今後、京都歯科サービスセンターに患者さんのことを相談したり、治療をお願いすることがどんどん増えると思います。
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平成24年6月19日(火)
 八瀬小学校に行ってきました。

チョコレート食べています。

お口の中はバイキンだらけ。

給食の準備。

美味しそうですね。

 6月19日、「歯みがき巡回指導」のお手伝いに八瀬小学校へ行ってきました。
 今年も歯科衛生士の小西さんから1、2年生に歯みがきの大切さと正しいみがき方をお話ししていただきました。甘いものをたくさん食べて歯みがきをしないとどうなるか?  大きな顔のついたエプロンを使ったお話しで子供たちは大喜びです。 ちなみに昨年は人形劇でした。 正しいみがきかたを教えてもらってから、ドラえもんの歌にあわせてみんなで歯みがきです。 5分間がとっても長い。

 最後は三つのお話で終りました。
@しっかりかむと頭がよくなる。体も強くなる。
A甘いものを控える。ジュースを飲まずにお茶を飲む。
Bお母さん、お父さんに仕上げみがきをしてもらう。
 小西さん、ありがとうございました。

 それから私は一年生の教室へ。校長先生のご好意で給食をいただけるのです。 献立は「牛乳・うずまきバターパン・野菜のホットマリネ(ゆでた野菜)・チリコンカーン(大豆のケチャップ煮)・プリン」でした。
 ゆで野菜のざく切りも煮た大豆も柔らかいのですが、のみこみやすい大きさのかたまりにするにはしっかりかまないといけません。おかずから、栄養のバランスだけではなく、「子どもたちにしっかりかんでもらおう。」という意図が感じられます。
 こすぎ先生は「牛乳で流し込まずに、しっかり、かんで食べてね。」とアドバイス。
 「食事中の飲み物そのものが悪いわけではないが、しっかりかまずに飲み物で流し込む癖を生じやすくする可能性が高い。子どもは大人よりも唾液の分泌量が多いので、しっかりかんで自分の唾液がしっかりでるように咀嚼し、嚥下する習慣をつけるような指導が望まれる。」(子どもの不正咬合の本から引用)。
 食べ物・食べ方と不正交合との関係は別の機会にお話したいと思います。野菜のホットマリネもチリコンカーンも薄味ですが野菜の甘みと食感(歯ごたえ)が心地よくておいしかったです。こすぎ先生、ありがとうございました。

 最後に一年生の歯みがきチェックと仕上げみがきをしてから帰りました。

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平成24年5月30日(水)
 八瀬小学校へ歯科検診に行ってきました。

八瀬小学校の入口

花のプランター

 八瀬小学校の入口にはきれいな花のプランターがたくさんあります。 校長先生がプランターのお世話をされているそうで校内にある数はなんと100あまり。 びっくりです。校長先生のお話では学校に花が咲いていると子供たちの気持ちにゆとりと潤いができるそうですが、ご苦労様です。
 今年の歯科検診では1,2年生の歯磨きがとても上手にできていることに気が付きました。保健の先生のお話では、お昼休みに生徒を一人ずつ保健室に呼んで歯みがき指導をしているそうです。一日一人、順番に。歯科検診の日までに1,2年生の指導が終わったので歯みがきが上手にできていたのでした。八瀬小学校は、こじんまりした学校なので先生の目がよく行き届いて細やかな教育がなされています。それで、わざわざ八瀬小学校区に引っ越してくる家庭もあるそうです。
 私は昭和の雰囲気が残る校舎が大好きです。しかし校舎の新築は、八瀬小学校の30年来の悲願でした。現在、近所に新しい校舎が建築中で、平成26年度に移転します。6月には「歯みがき巡回指導」があります。その時は校長先生が給食をごちそうしてくださるのでとても楽しみです。またご報告します。

八瀬小学校の校舎

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平成24年5月22日(火)
 くろたに幼稚園へ歯科検診に行ってきました。

くろたに幼稚園の外観写真
(くろたに幼稚園のHPから引用)

幼稚園の2階からの風景

 今年も元気のよい約160名の子供たちのお口の中を見てきました。今年から甥っこも、くろたに幼稚園に入園したので歯科検診がとても楽しみでした。
 いつも歯科検診は日当たりのよい2階の南向きの部屋でおこないます。 太陽の光は強力で曇った日でもお口の隅々までよくみえます。 お子様の仕上げ磨きは夜、寝る前に行われることが多いと思います。 でも太陽の明るさに比べると室内のライトの明るさは意外と暗くて汚れが残っていても見落としがちです。 休日はお昼間に仕上げ磨きをして、夜は簡単に磨いてあげるのもよいと思います。 日の光のもとでお口の中をのぞくと、とてもよく見えますよ。試してください。
 幼稚園では子供たちに大きく口を開ける練習をしてくださっているので、子供たちは次々に大きくお口を開けてくれます。 今年の歯科検診も、一人も泣いたり、嫌がったりする子供がいなくてスムーズに終わりました。 子供のむし歯は年々減っていますが、ある子にはたくさんのむし歯がある傾向があり、気がかりです。また来年の検診が楽しみです。

桜の花が咲いている頃の黒谷金戒光明寺の山門< H22.4.7 撮影>

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